先日、三谷幸喜監督の『みんなのいえ』をテレビで見ました。
内容的には面白かったのですが、あれは『成功した家づくり』なのでしょうか?疑問です・・・。

話の中で棟梁設計士が、玄関の開く方向について言い合っていました。
棟梁は、『内開きの玄関扉なんて見たことねえ!』と。
設計士は、『アメリカでは内開きが当たり前だ!』と。

どちらの言い分も正しいですが、棟梁の言うとおり日本の家屋は玄関が小さく
内開きはあまり効率的ではありません。しかも日本の気候(梅雨)等を考えると
外開きの方が、雨仕舞が良いと言えます。

『内開き』につきましても、玄関が大きく取れるのでしたら良いと思います。
玄関は『お客様を迎い入れる』という意味でも内開きの方が良いですし
防犯上でも内開きの方が優れています。

玄関扉だけでなく、内部の建具の開く方向にも意味があるんですよ。
例えば、トイレ扉ですが外開きが当たり前ですがなぜだか知ってますか?
狭い空間であるトイレの中で万が一 人が倒れてしまった時内開きですと
人が邪魔になって開かなくなって大変な事になってしまう為です。

図面とにらめっこしながら、扉の配置や開き方向等の意味を考えてみて下さいね。