LDKというと縦や横に長細いLDKを想像されると思います。この長細い I型LDKリビングダイニングの境界が曖昧です。分譲住宅等で 『LDK16帖』 というのが多くありますが家具の無い状態でしたら広く見えますが、引越し後 家具を置くと意外に狭く感じると思います。

リビングのソファのすぐ横にダイニングテーブルが鎮座したりすると家具が密集しますし、ソファに座った時に目線の高さにダイニングテーブルが目に入りますのでますます狭く感じます。そんな場所で落ち着きますか?

それに奥行きの深い空間は広さを感じさせません。ですから、私はなるべく正方形に近い空間を作るようにしています。玄関からリビングに入った時の部屋の開放感が違ってきます。

キッチンの位置も重要で、対面キッチン
の場合 キッチンカウンターを食事に使われる場合は良いのですが、カウンター越しにダイニングテーブルを配置する場合は家事動線が長くなります。ですから私は、ダイニング部分をキッチンの横になるようにして家事動線を短くする工夫をしています。

それに、上記に書いた家具の件も踏まえて、LDKは居間・ダイニング・キッチンがつながって一つの空間でも用途別に仕切れていた方が落ち着くと思います。(仕切るとは、壁などで仕切るのではなく、空間を視覚で仕切るという意味)その結果、私の計画する家はのLDKの形は I型ではなく、L型になる事が多いですね。

LDKは、家族の集まる憩いの場でとても重要な場所であり心地良い空間でなければなりません。狭小住宅でも工夫次第では、良い空間を作れますよ。