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2022/08/22

【コラム】カーテン(ウィンドウトリートメント)を選ぶポイント!part2

【コラム】カーテン(ウィンドウトリートメント)を選ぶポイント!part2 画像

こんにちは!

愛知県安城市の一級建築士事務所 翔・住空間設計 デザイナーの井上です。

今回も前回に引き続き、カーテンに代表される「ウィンドウトリートメント」の種類や機能、メリット・デメリットをまとめたので紹介しようと思いますが、おっと!そのまえに前回のおさらいです!

カーテンやブラインド、シェードなどのウィンドウトリートメントは住空間にはなくてはならない重要アイテムですね!なぜなら

  • 紫外線から室内を守る

  • 室内に入る自然光の量をコントロールする

  • 内外からの視線の調整をする

  • 遮熱、断熱、防音などの機能がある

  • インテリアとしての雰囲気づくり(装飾性)

と、「機能」と「デザイン」の両面で住空間に必要な役割があるからです。

ではまず、どの部屋に、どの窓に、どんなカーテンを選べばいいの?

について、前回は

ドレープカーテン

レースカーテン

カフェカーテン

ローマンシェード

を紹介、解説いたしました。まだ読んでない方はこちら

今回は

・ロールスクリーン(調光ロールスクリーンも)

・アルミ、ウッドブラインド

・バーチカルブラインド(縦型ブラインド)

・プリーツスクリーン

・ハニカムスクリーン

について選ぶ時のポイントを解説していきますので参考にしてくださいね!

ロールスクリーン

ロール状の布をクルクル上下させて開閉します。操作はプルコード式、チェーン式、ワンタッチ式(ワンタッチチェーン式)があります。

更に、薄地のレースタイプの生地が2種類組み込まれた 調光ロールスクリーンもあります。

【特徴・メリット】

・ローマンシェードよりも生地がフラットなので、よりモダンでスタイリッシュな印象

部屋の間仕切りにも重宝する

・設置予定の天井をあらかじめ凹ませておけば本体ごとキレイに収まり、スッキリとスマートな印象

・ロールスクリーンを全開した時は窓のスペースをフル活用できる

色柄を絵画のように楽しむことができる

調光ロールスクリーンは光の量と視線をコントロールできる

【オススメの窓】

・腰窓

・小窓

・間仕切り

【オススメの部屋】

・場所を選びませんが、寝室はあまりお勧めしません

【注意してほしい・デメリット】

・製作できるサイズに上限があるので、大きな窓の場合2台並べて取り付けますが、真ん中に隙間ができて光漏れしてしまいます。

・両側に隙間ができてしまう場合が多いので、遮音や遮熱効果は低いです。

・巻き取る必要があるので、遮光性の高い厚い布が使えません。なので、寝室はあまりお勧めしません。

人が頻繁に出入りするような大きな窓には向いていません。(身長ほどの高さまで布を上げないと出入りしづらいですよね)

・操作するコードが長い場合、小さい子供の首にコードが絡まって事故になるリスクが高いです。 →セーフティコネクターのついた商品も多いですが、くれぐれも注意してください。

・生地部分と可動するメカ部分を取り外す作業が手間なので、容易に洗濯できません。汚れが付きやすいキッチンや洗面で使用する場合は、要検討です。

アルミブラインド・ウッドブラインド

【特徴・メリット】

・羽根(スラット)の角度で光や視線の入り方が同時に調整できる

通気性がよい

・安価で、つっぱり式タイプは壁に穴をあけずに設置することも可能。賃貸物件にオススメ

カーテンレールに取り付けることも可能

・耐水性や防汚加工があるものもあり、キッチンやお風呂などの水周りにも使えて、場所を選ばない

・傾斜窓(天窓)や丸窓、台形窓、三角窓のような特殊な窓にも取り付け可能

・ウッドブラインドはナチュラルな印象があり、どんなテイストのインテリアスタイルにも馴染む

ニチベイさんにはイラストや文字をプリントした商品もあります

【オススメの窓】

出入りの少ない掃出し窓

・腰窓

・小窓

・特殊な形状の窓

【オススメの部屋】

・特に浴室や洗面

【注意してほしい・デメリット】

・静電気等が原因でホコリがつきやすいです。 →ハンディモップや小型のホウキでこまめにお掃除しましょう。また軍手をはめて指でスラットを挟み、横にスライドさせながら拭いていくだけで汚れがおちます。

・小さなコード穴やスラットの隙間から風を通してしまうので、断熱性は低いです。

・昇降コードの穴からわずかに光が漏れるため完全に遮光することはできません。 →コード穴を無くした遮光性の高いものもあります。

・風に煽られるとがして、気になります。 →開口部を小さくして工夫しましょう。

・アルミブラインドはオフィスっぽい雰囲気になりがちです。

・ウッドブラインドはやや重く、また価格も高め。

バーチカルブラインド

縦型ブラインドともいわれます。カーテンのように左右に開閉して使用します。ダイナミックでモダンな印象です。ドレープとレースを交互に組み合わせ、採光とプライバシー確保を兼ね備えた優秀なスタイルの商品もあります。

【特徴・メリット】

・縦のラインが強調されるため、天井が高く、空間が広く感じられる

・デザインが豊富

・リビングやバルコニーなどの大きくて出入りの多い窓にも最適

ホコリも貯まりにくくお手入れが簡単

・ルーバーが縦に回転し、外から光や視線をコントロールできる

・ルーバー(羽根)を取り外して洗濯できるタイプもある

・モダンでスタイリッシュ

【オススメの窓】

・掃出し窓

・腰窓

・大窓

・間仕切り

【オススメの部屋】

・リビング(特に吹抜けのあるリビング)

【注意してほしい・デメリット】

・ブラインド全般ですが、光の量を調整しやすい反面、断熱性能や遮音性能が高くない →サッシの性能が良ければいいのですが。

・風が吹いたり人が出入りしたときにルーバーのぶつかるパタパタが気になる

・価格が高い

プリーツスクリーン

生地をプリーツ状にしてたたみ上げる形で開閉します。主な材料は「不織布」で汚れや破れに強く、丈夫です。シングルタイプとツインタイプがあります。

【特徴・メリット】

・ツインタイプはシースルー生地と厚手生地を使い分けることで、外からの視線を遮りながら、日の光を室内に取り込むことができる

・ツインタイプは、生地の上下の配置が選べる

・2~4の連想になっているスリット窓にも対応した商品がある

・全開にしても生地のたまりが比較的小さく、窓枠の内側に取付けても圧迫感が少ない

柔らかな光を採り込める

【オススメの窓】

・腰窓

・小窓

・間仕切り

【オススメの部屋】

・和室

・カラーを工夫すれば洋室でもいいと思います

【注意してほしい・デメリット】

人が頻繁に出入りするような大きな窓には向いていません。(身長ほどの高さまで上げないと出入りしづらいですよね)

洗濯できません。

・小さい子供の遊び場に設置すると、プリーツの型が崩れることがあるようです。

ハニカムスクリーン

スクリーン部の断面形状がハニカム(蜂の巣)構造になっています。

【特徴・メリット】

・スクリーン内部の空気の層が、外気の侵入・室内の空気の流出をしっかりブロックしてくれるので省エネ効果を期待するなら、断然おすすめ

防音効果にも優れているので、道路沿いのお部屋や寝室の窓にも最適

・カーテンレールがないので、スッキリモダンな印象

柔らかな光を採り込める

【オススメの窓】

・腰窓

・小窓

・間仕切り

【オススメの部屋】

・リビング

・和室

・洋室

【注意してほしい・デメリット】

・重量感があり、人が頻繁に出入りするような大きな窓には向いていません。

・大きなサイズになるとハニカムシェード自体の重みが加わり、シェードの上部が少し伸びてしまって、下部の狭まり気味になります。

洗濯できず汚れが落ちにくいです。日々のお手入れはハンディモップで。

・優れた遮熱・断熱性を備えているので、窓に結露が発生する可能性があります。

まとめ

いかがでしたか?

自分の好みも大切にしながら、こんなにたくさん種類のあるカーテン(ウィンドウトリートメント)ですから、特徴や機能を理解した上で設置できるといいですよね?また、カフェカーテン以外はプロに採寸してもらって設置してもらうことを大いにお勧めします!ブラインド系は操作コードの選択や設置位置の相談にも乗ってくれます。弊社でも種類のオススメや説明はしますが、採寸、設置はプロにお願いします。

また、日々のお手入れ、メンテナンスのしやすさも選ぶポイントになってくると思います。なかなか買い替えることが出来ないので、設置場所や用途も考慮し、洗濯できる商品にするか否かも併せて考えたいですね。

長くなりましたが、少しは参考になったでしょうか?

今後もカーテン(ウィンドウトリートメント)の素敵なおうちやお部屋、オススメがあったら投稿して参ります!

愛知県安城市に事務所を構える翔・住空間設計は、一級建築士が在籍しており、性能・デザインを叶えながら難易度が高いと言われる土地の小さい「狭小地」、正方形や長方形でない「変形地」での設計を得意としております。キャンプ用品や家事で収納に困っている方、アウトドアリビングでBBQやお茶会などを楽しみたい方、自然を身近に感じられ、心地の良い風や光を室内に取り入れてくれる中庭など、お客様のライフスタイルや趣味に合わせた設計をご提案いたします。また、インテリアコーディネーターが在籍しているため家具やインテリアのトータルコーディネートも可能です。自然がいっぱいで狭小地ならではのこだわりが詰め込まれたモデルハウスがあるため、ぜひ住み心地の良さを体感しに来てください。こだわりを叶えられずハウスメーカーや他の設計事務所などに断られてしまった方も、安城市を中心に名古屋市、知立市、刈谷市、碧南市、高浜市、西尾市、豊田市、岡崎市、幸田町などが対象エリアでもある翔・住空間設計まで、ぜひ一度ご相談ください。エリア外の方もまずご相談ください。あなたの家づくりへこだわり、理想を叶え、夢のマイホームをカタチにします。

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